快適な睡眠環境には布団のケアが大切

1日の3分の1を過ごす寝具、快適な睡眠環境を整えて心地良い空間を作っていきたいものです。

人は寝ているときにコップ約一杯分の汗をかくとよく耳にします。

その汗により布団に湿気がこもります。

その対処として布団を日干しか布団乾燥機でよく乾燥させる必要があります。

特に湿気の高い梅雨時期、寒い季節は布団の内部と外部の温度差の違いので敷き布団の底面が結露しやすくなります。

ですので、敷き布団の下に除湿シートやすのこマットなどを敷いて対策することができます。

結露の放置はカビの原因になりますので注意が必要です。

布団を畳や床に敷いてる場合は、毎日布団の上げ下ろしをすることでダニ、カビの発生を防止できます。

また布団をしまう押し入れの中も乾燥させる必要があります。

防虫剤を入れて置くのもいいですね。

布団を洗う時には表示マークを見て家庭用洗濯機で洗えるのか、クリーニング屋に出す必要があるのか、コインランドリーで洗えるのか、布団にとあって最適な方法で洗ってあげる必要があります。

家庭用洗濯機で洗う場合、ネットに入れたり寝具専用の洗剤を使用すると安心できると思います。

その後両面干し、全面に日が当たるように干します。天気の良い乾燥した日に干すのがおすすめです。

長時間干し過ぎるとホコリが付着したり布団の生地が変色、変質、色褪せたりしますので10時~15時の間で2.3時間が最適だと言えます。

完全に乾いたら湿気の少ない場所に、重い敷き布団は下に、軽い掛け布団は上に収納すると布団が傷まなくてよいです。

羽毛布団を使用されている場合は頻繁に日干しする必要はありませんが、高温多湿の季節など湿気により臭いが気になる場合があります。

そのときはこもった湿気に空気を手で押し出し、その後日干しして新しい空気と入れかえると臭いが気にならなくなります。

日々の管理で毎日の睡眠環境を整えていきたいものです。